療育

療育とは?

参考:http://autism-park.sunnyday.jp/newpage21.html

発達に心配のある子ども達に対して、苦手なところ、人より遅れているところなどの発達の凸凹を埋めていくことで、子ども達が将来社会で自立し、活躍できるような「治療」と「教育」の二つの側面を持った指導・支援のことです。この記事では具体的な療育の事例を見ていきます。


具体的にどんな療育があるの?

発達に心配のある子ども達は、言葉や身体機能の遅れや人との関わりなど社会生活を送る為に必要なスキル(ソーシャルスキル)の習得など、一人一人違った課題を持っていますが、それがその子自身の生きづらさに繋がってしまうことも少なくありません。

一人一人の課題を適切に捉え、それを科学的、専門的に分析し、適切なアプローチをすることで、子ども達の課題を一つ一つ克服し、将来社会に出て活躍できる人材へと成長できるように支援をします。
例えば、言葉に遅れが見られる、衝動性が強く集中力が持続しない(授業中に離席してしまう等)、自分の気持ちが伝えられずに手が出てしまう、一斉指示が苦手で集団行動ができない等、その課題は様々です。

その課題一つ一つを専門的に分析し、スモールステップで課題を設定し、その課題をクリアしていくことでファーストシーンドリームの理念である「夢に向かって社会に羽ばたける子を育む」ことを目的とした支援を行います。


具体的にどんな療育があるの?

① ファーストシーンドリームでの療育

療育の方法は一つではありませんが、ファーストシーンドリームの療育で大切にしていることは肯定的な関わりを多く持つことです。
発達に心配のある子ども達に対しては、できないことに目が行くことが多くあります。

「何でできないの」「○○したらダメでしょ」「○○しなさい」と怒られてばかりいると、子ども達は大人や社会に対して反感を持ってしまいます。
そうではなく、出来ることやできるようになったことに着目し、小さなことでも褒めて、大人と適切な信頼関係を築いていくことで一つ一つ課題を克服していきます。

例えば、感情をコントロールすることが苦手で小さなことでもお友達とけんかになってしまう子がいたとします。
自分の遊びたいおもちゃを他の子が使っていることが許せずにお友達とおもちゃを取り合いになってしまい、手を出してしまうことがあった時には、ただ「なんで人を叩くの」「我慢しなさい」と頭ごなしに否定するのではなく、まずはその子自身の気持ちを確認し、行動を振り返る時間を設けます。
「自分の好きなおもちゃで遊びたかった」この気持ちは間違ってはいません。
いきなり叱りつけてしまっては、この気持ちまでもを否定してしまうことに繋がりかねません。

そうではなく、まずは好きなおもちゃで遊びたかったというその子の気持ちをしっかり受け止めた上で、どうして手を出してしまったのか、手を出された子はどんな気持ちがするのか、どうするのが良かったのかをその子の気持ちに寄り添いながら振り返ります。
そうすることで、「好きなおもちゃで遊びたかった」という自分の気持ちを優先して考えていた子も、自分の気持ちや行動を客観的に見ることができます。

その上で、解決方法を大人がサポートしながら一緒に見つけてあげることで、次に同じことがあったときには適切な行動を取ることができるようになっていきます。


ファーストシーンドリームでの療育

まとめ

療育は一回の指導で劇的な効果が出たり、大幅な改善が見られたりすることはありません。

しかし少しずつ大人との信頼関係を築き、繰り返し訓練することで、確実に成長することができます。

ファーストシーンドリームではSST(ソーシャルスキルトレーニング)やABA(応用行動分析)、TEACCH、ペアレントトレーニングなどの専門スキルを用いて、一人一人のお子様に合った課題設定、療育プログラムを提供することで、お子様の成長を支援します。

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