高機能自閉症
高機能自閉症とは?
高機能自閉症というのは、知的障がいを伴わない自閉症を指す言葉です。
高機能という単語に惑わされがちですが、一般より能力が高いといった意味は含みません。自閉症でありながら知能指数(IQ)が70以上であれば、それは高機能自閉症と呼ばれるのです。
➀ 高機能自閉症の症状
■社会性の障がい
他者との関係性を構築するのを苦手としています。他人に無関心ケースばかりでなく、積極的にコミュニケーションを取るものの、変に馴れ馴れしいなどで問題が生じることも少なくありません。
■コミュニケーション障がい
言語の発達に問題がある、または言語能力に問題はないものの、会話を上手く続けることができない、同じ会話を何度もする、などでコミュニケーションが上手くとれません。
■行動の障がい
限られた動作を繰り返したり、特定の物事に異様なまでに固執する傾向があります。例として同じ洋服ばかりを好んで着る、手を無意味に動かす動作を何回も反復する、1つの分野だけに熱中し続ける、などがあります。
■他人の心を推測できない
高機能自閉症の場合、他人の立場を推測することを苦手としている場合が多いです。高機能自閉症の特徴を示すならば自分の知っている情報から事実を導き出すことはできるのに、ヒトの立場で考えることはできない、ということになります。これが、他人の心を推測できないと言われる理由なのです。
まとめ
対処法としては、他者とコミュニケーションがとれないなどのハンディキャップをできるだけ目立たなくするといった方法が採られます。
TPOを少しずつ理解させるためのトレーニング、ハンディキャップ訓練が第一選択となっています。
「お友達の気持ちを考えよう」
「表情かるた」 etc・・・
参考:http://www.skincare-univ.com/article/006782/